あなたの給料が少ない二つの理由

「毎日、毎日残業だし、休みだと思ったら休日出勤。それなのに、うちの会社は給料が低い。なんでだー」

バイトやパート、地方の中小企業に勤めている方なら、誰でも一度は自分の給料に不満を思ったことがあるのではないでしょうか。

「大変な仕事のわりに給料が低い」と思っている、あなたの感覚は正しいです。なぜ、大変な仕事をしているのに給料が低いのでしょうか。

そこで、今日は給料の仕組みについての記事を書いていきます。

給料が少ない仕事が生まれる理由

コンビニのバイトやスーパーのパートなどは、ラクな仕事なのでしょうか? そんなことありませんよね。学生時代にバイトやパートの経験のあるなら、分かると思いますが、ラクではないです。この記事を読んでいる、あなたも学生時代にバイトをしたのなら「なんで、コンビニのバイトって、こんなにやることが多いのに給料が低いんだろう」と感じませんでしたか。

なぜ、給料が低いのに重労働な仕事が生まれるのでしょうか。

「衣食住に必要な生活費」を考慮されていない仕事は給料が低い

例えば、地方の中小企業の事務員などは、これまで主婦のパートさんが多く行ってきました。現在でも、その傾向は強いのではないでしょうか。

「いくらパートとはいえ、事務員は大変な仕事なのに、なんで給料が安いの?」こんな疑問を感じる主婦も多いのではないでしょうか。不思議ですよね。もし、あなたが地方で事務員をやっているなら、毎月振り込まれる給料を見て「なんで、こんなに私の給料は低いの?」と思っているのではないですか。

地方の事務員の仕事は、決して「レベルが低い仕事」や「重要ではない仕事」ではないです。しかし「一般的に地方の事務職は、主婦がやる仕事で、旦那が稼ぐから生活費まで給料に考慮する必要がない」と、社会で判断されているために給料が低いのです。

分かりづらいでしょうか。では、もうちょっと詳しく説明します。

例えば、総合商社で働くサラリーマンのオジさん達。彼らの給料には「必要経費」として、社員である彼ら本人の生きていくためのお金だけでなく、子供や奥さん(扶養家族)などが生きていくためのお金も含まれています。「子供や奥さんが食べる物がない状態で、会社に行く」なんてことは、当然できないからです。

必要経費で考えれば、なぜ、サラリーマンのオジさん達の給料が高くてパート主婦やアルバイトの学生達の給料が低いのかは納得できます。

社会で「あの仕事は、親元や家族と同居している人達がやる仕事だよね」と認識されている職種は「食費」や「家賃」などに必要な「基本的な生活費」が考慮されていないのです。

「給料が低い」と嘆いている、あなたの仕事は決して「レベルが低い」「ラクな仕事」と言った理由で給料が低いわけではありません。

社会で「学生や主婦がやる仕事だし、衣食住に必要な基本的な生活費まで考慮する必要はないよね」と認識されているから、給料を安く抑えられているのです。

低所得者層が生まれる理由

現在は、経済や労働環境は多様化しています。これまで、社会で「主婦や学生がやる仕事でしょ」と思われていた仕事を、働き盛りのサラリーマンが携わる時代になりました。すると、どうなるでしょうか。

「衣食住に必要な生活費を考慮しなければ生きていけない」サラリーマンのオジさん達が、これまで「主婦や学生がやる仕事だから、衣食住に必要な生活費は考慮する必要がない」という仕事で働くケースが増えてきたのです。

ところが、社会で「主婦や学生がやる仕事だから、衣食住に必要な生活費は考慮する必要がない」と判断されている仕事が、そう簡単に「この仕事は基本的な生活費を考慮すべきだ」と認識が変わることはありません。

つまり、社会で「主婦や学生がやる仕事」と認識されている仕事を、30歳の働き盛りのサラリーマンのオジさんがやっていたら「低所得者」になってしまうのです。

もうちょっと、詳しく説明しますね。

例えば、あなたの学生時代を振り返ってみてください。学生時代にアルバイトで稼いだ5万円は「それなりに大金」でしたよね。普通に労働時間で考えれば「低所得者」のはずです。しかし、その時は「低所得者」なんて考えませんでしたよね。

なぜ、でしょうか。

その理由は簡単です。自分自身で生活費を出す必要性がなかったからです。実家暮らしだったおかげで「食費」や「家賃」がかからなかったのです。だから「低所得者」と感じなかったのです。

ですが、もし今、あなたの仕事がなくなって、学生時代にやったアルバイトをやったらどうなるか。間違いなく「低所得者」と実感するでしょう。給料や社会の状況は変わっていないのに、その仕事に携わる、あなただけの状況が変わるので「低所得者」になるのです。

これが給料の低い「低所得者層」が生まれてしまう理由なのです。

まとめ

社会で「学生や主婦がやる仕事だから、衣食住に必要な基本的な生活費は考慮する必要がない」と認識されている仕事は給料が低い。しかし、現在では経済や労働環境が多様化したせいで「学生や主婦がやる仕事」と認識されていた仕事を「基本的な生活費を考慮しなければならない」サラリーマンのオジさん達までやらざる負えない状況になってしまった。そのせいで「低所得者層」が増えてしまった。

それでは、今回はこの辺で終わりにします。ではでは、また次回。

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